タイ探鳥3日目。2日目のホテルから移動し、これから数日間ケーン・クラチャン国立公園で鳥を探します。
朝、ホテルの外で鳥を探しているとリス。暗くて撮影は難しいです。
そしてまずは朝ごはん。スープにレバーのようなものが入っていて醤油につけて食べます。ガイドさんがスマホで料理名を日本語に変換してくれましたが「煮た血」とのこと。おいしいんだけどそれにしてもご飯の量が多い(^_^;)
どうでもいいんですが、旅行中、ほとんどうんちが出なくて、でもご飯はそれなりに食べていて自分で大丈夫か?と不安になっていました。1週間で2回しか出なかったです。いつも毎朝出るんですが。タイ米は日本米よりかなり軽い感じなので腸の中に入ってしまえば大した量にならないのかなーとか考えていました。子供の頃、米不足で日本にもタイ米が流通した時期がありましたが、遠い昔のことのようでほとんど覚えていません。調べたら1993年のことのようで、私はまだ7歳でした。
モモグロヒメハヤブサ Black-Thighed Falconet公園内でまず見られたのがモモグロヒメハヤブサ。曇っていて暗い上にそこそこ遠いので自分の腕ではなかなかうまく写せません。ちっちゃいハヤブサかわいい。
種類不明(ブッポウソウ?)
なんだかわからない鳥。撮影時はオウチュウが遠くに飛んでたのでこれもオウチュウかなと思っていましたが、ブッポウソウかも。公園内の別の場所でもブッポウソウが撮れていたので。
キングコブラ King Cobra
キングコブラの若い個体とのことでした。意外と小さい!これから大きくなるのかな。この後しばらくして森の中へ入っていきました。
続いて公園内の川をそのまま渡り、カワセミを狙うようです。川の土手の茂みの中に巣があるらしく、巣の手前に現地の人が作った止まり木があり、バードウォッチャーは止まり木が見える位置でハイドに隠れて待ちます。カワセミ類は巣に入る前に周囲を見渡して外敵がいないことを確認してから入るという習性があり、これを逆手にとって観察しやすいようにしているみたいです。また、鳥に負担をかけないよう、各所にハイドだったりそれ以上巣に近づかないように規制テープが張ってあったりしました。タイは鳥が見やすいと聞いていましたが、現地の人たちがバードウォッチャーと鳥とが共存できるよううまく環境を整えてくれているからということのようでした。こういう場所を作ることによって現地ガイドたちがお金を稼ぐという側面もあるため、鳥への配慮には余念がありません。今回、営巣写真もいくつか撮影しましたが、営巣場所での観察・撮影にはみなさん慎重です。こういうときは三脚があった方が、余計な動作が抑えられて鳥にこちらの気配に気づかれなさそうなので、そのうち三脚も買った方が良さそうです。
しかし長靴持ってきたつもりだったのに持ってきていなかったので足元がベトベト(~_~;) ガイドさんの車も泥だらけにしてしまいました。すみません。この日の夕方、現地で長靴購入しました。
ルリカワセミ Blue-Eared Kingfisherルリカワセミだと思われます。30分~1時間に1回ぐらいのペースで魚を持ってきます。1枚目の子は耳が青くないけどメスか若い個体なのかな?
お昼は公園内のロッジにて。チャーハン的なやつ。トムヤムクンはからいのでガイドさん用。ときどきだったらいいけど毎食からいのはちょっとつらくなる。
オウチュウ Black Drongo
食堂のまわりを探していたら見つけたオウチュウ。あ!っと思った瞬間に飛んでしまい、ちゃんと撮れない。意外とこういう普通種を満足に撮れない。いや、珍しい種類の鳥も満足に撮れませんが…(^o^;)
キエリアオゲラ Greater Yellownape
午後は別のカワセミを狙うつもりだったみたいですが、あまりにも人が多いとかで、午前中と同じ場所でカワセミを狙うということでした。カワセミを待っているとけたたましい鳴き声がして、そっちの方を見上げると顔を出してひたすら鳴いていました。
ルリカワセミ Blue-Eared Kingfisher当たり前ですが同じ角度で同じような写真しか撮れません(^o^;)
数時間カワセミポイントにいたあと、ガイドさんが次の場所に行くというので連れられていきます。
ガマヒロハシ Dusky Broadbill大きな嘴がかわいらしいです。
既に16:00を過ぎていたため、このポイントには翌日も来るということで、鳥を探しながら宿に向かいます。車に乗りながら鳥を探すのは私にはとても難しくて全然見つけられません…。
インドトサカゲリ Red-Wattled Lapwing初めて見たときはすごく変わった鳥に見えますが、いるところにはたくさんいるようで、そのうちあまり珍しくなくなります。
モモグロヒメハヤブサ Black-Thighed Falconet
再びモモグロヒメハヤブサ。朝と同じ場所です。
アオムネハチクイ Blue-Bearded Bee-Eater遠くの木の中に何かいる、ということでとりあえず撮っていたもの。帰宅後、写真整理しながら種類を調べました。どうやらアオムネハチクイっぽい。アオムネハチクイもいいところには全然出てくれなくて遠かったり頭上で真っ暗だったりでした。
クロアカヒロハシ Black-and-Red Broadbill数羽でうろちょろしていました。先客のバーダー数名が撮影していたところを後ろから撮らせてもらいました。見たかった種類だったので見られて良かった!嘴が若干黄緑っぽいのが不思議な感じです。
オオバンケン Greater Coucal
ISO下げすぎててぶれっぶれです。
コシジロヒヨドリ Sooty-Headed Bulbul (thais)
尾の付け根が黄色いです。タイ北部で見られた尾の付け根が赤いのとは別亜種のようです。
インドブッポウソウ Indian Rollerインドブッポウソウのようです。下半身どうなってしまっているのでしょう?最初は置物かと思ったけど動いたのでびっくり。翌日も車で通過したとき同じ場所で止まっていました。
シキチョウ Oriental Magpie-Robinシキチョウ。ここにきてようやく初めてちゃんと見れた!
ヤブヒバリ Australasian Bushlark図鑑と見比べてIndochinese Bushlarkかなとも思ったのですが、ヤブヒバリとのことです。
民家の庭先の家禽。赤ちゃんかわいい。
アオショウビン White-Throated Kingfisher
アオショウビンの後姿。これがこの日最後の鳥でした。
公園からすぐ近くの食堂で夕食。おさかなおいしい。タイの食事、だいたいいつもスプーンとフォークが付いてきます。未だにどう使うのが正解なのかよくわからない。タイ米は箸よりスプーンの方が食べやすいかも。
公園から近くの宿で休んでこの日は終了。数日間泊まりましたが、きれいで使いやすいです。
奥にシャワーがあります。お湯は出ますが、水圧は弱いです。水圧を強めようと蛇口をたくさんひねると多少強まりますがそれでも弱い。お湯もぬるい。水圧を弱めれば若干暖かいお湯が出ることに気づくまでしばらくかかりました。シャワー中に停電が起きてお湯が水になってヒャッとなりました。停電は毎日のようにありますので慣れます。シャンプー等は備え付けのものがありましたが、せっかくなので自分で持って行ったものを使いました。だんだんタイにも慣れてきた感じ?