タイ探鳥も残すところあと2日。そこそこ滞在している割に雨のせいであまり鳥を見られていないような…
この日はまずセブンイレブンで朝ごはんと昼ごはんを買う。コンビニ前の鳥たち。
カワラバト Rock Doveドバト(カワラバト)はどこでもいますね。なんだか模様が違うような気もしますが、まあドバトでしょう。
ベニバト Red Turtle Doveこっち向いて~(拒否
ハイイロモリツバメ Ashy Woodswallow
こっち向いてよ~(断固拒否
てなところでいそいそとガイドさんの車に乗ってケーン・クラチャンへ。また適宜車を止めながら鳥探しです。
カンムリオウチュウ Hair-crested Drongo尻尾の形からカンムリオウチュウですかね。前日と同じ場所で見られました。もしかしたら同一個体なのかも。相変わらず遠いです。
オウチュウ Black Drongo飛んでる鳥をとりあえず撮る。こちらは普通のオウチュウのようです。
アオバネコノハドリ? Blue-Winged Leafbirdイマイチな写真しか撮れない。アオバネコノハドリだと思われます。アオバネコノハドリは、このあとでよく観察できました。
何か現れてもめちゃめちゃ遠いかすぐ逃げられるを繰り返します。一通り探したあとは公園内の山の上の方に向かいます。
ムナフジチメドリ Puff-throated Babbler
ご一緒した方が気づいてガイドに車を止めるよう言い、シャッターを切り始めます。なかなか何を撮っているか気づかず、飛んでしまう直前にギリギリなんとか撮れました。気づいたらISO51200というすごい設定…。しかも気づいたのが遅かったのでしばらっく51200シリーズが続きます。ちょっともったいない。
アカハラシキチョウ White-rumped Shamaアカハラシキチョウの幼鳥のようです。後で成鳥が見られましたが、確かにアカハラシキチョウっぽさがあります。ぱっと見、ヒタキっぽい印象を受けましたが違いましたね。
オナガヒロハシを探すということで巣のぶら下がっている場所で車を止め、時折雨に降られながら待ちますが、一向に鳥の気配がありません。どうやら巣立ってもぬけのからのようです。
ズアカキヌバネドリ Red-headed Trogonヒロハシの巣の近くで、また待つタイプの鳥見かなということで一脚を取り出して構えていましたが、見つからないのでなんとなくガイドさんたちが歩いて周辺を探します。一脚しまおうかどうしようかともたもたしながら一人で少し遅れ気味で歩いているとバナナの葉の隙間から茶色っぽい鳥?とりあえず撮ります。一瞬で飛んでしまいました。よく見ると頭が赤いです。どうやらズアカキヌバネドリです。これもISO51200でザラザラ感がすごい写真ですが、51200だったから撮れたというふうにも思わなくもない。
別の場所に移動し、やはりヒロハシの巣のある場所に到着します。しばらく待ちますが、こちらもすでに巣立ち後で鳥はいないようでした。ヒロハシの巣がぶらさがっていた場所の下は池になっていて、カエルがたくさんいました。別のバーダーもいましたがすぐに立ち去ってしまいます。スコールが降り、車で待機後、空っぽの巣がぶら下がっている池の周辺でなんとなく鳥を探し始めます。するとここにきてようやくいろいろと鳥が現れ始めます…!
アカメヒタキ Rufous-Browed Flycatcherなんとなく歩いているとヒタキが登場!アカメヒタキです。目の前に出てくれたのにISO51200で撮ったせいでシャキっと撮れていません…。
タテジマクモカリドリ Streaked Spiderhunterタイヨウチョウかと思ったけどクモカリドリという種類みたいです。一応、タイヨウチョウ科クモカリドリ属という分類になるらしく、タイヨウチョウみたいに花の蜜も吸うけど英名もSpiderhunterというぐらいで蜘蛛とか昆虫も狩るようです。
シロガシラモズチメドリ White-hooded Babbler葉っぱの奥でもぞもぞしてるばかりでなかなか表に出てきてくれません。
ムナフムシクイチメドリ Pin-striped Tit-Babblerシロガシラモズチメドリを撮っていると目線あたりの枝に出てきてくれました。ISOオートで撮っても51200になるみたい。上限設定してなかったせいのようです。シロガシラモズチメドリと一緒に出てきたのでシロガシラモズチメドリの子どもかと思っていましたが、ムナフムシクイチメドリとのことです。幼鳥なのかな?なんだか随分印象が違うのでほんとかな~という感じがあります。じゃあ他のなんなのかって言われてもよくわからないので、ムナフムシクイチメドリということにしておきます。
ちなみにシンガポールで撮ったムナフムシクイチメドリはこちら↓クロエリヒタキ Black-naped Monarchちゃんと撮るともっときれいな鳥のはずですが、、、自分の写真こんなんばっかですね…(^o^;) 暗い場所で動きも素早いのでなかなかファインダーに入りません。入ったと思ってもピントが合わない… 一応1枚目が雄で2枚目と3枚目が雌ですね。なんとか両方撮れていたので良かった!と思うことにします(^o^;)
ヤマミカドバト Mountain Imperial Pigeonアトバト!と思って撮りましたがアオバトではないみたい。なんとなく首回りが細くてシュッとした印象です。
この後、また昨日の続きでヤイロチョウを探すとのことで探します。しかし、ヤイロチョウの声は遥か遠くに聞こえますが遠すぎる…とのことでいい加減諦めて別の鳥がいないか探していると、黒っぽいカラスみたいな鳥が出現。ガイドさんが早くあれを撮れ!みたいに言うので急いで撮ります。遠くから撮っているともっと近づいて撮れ!みたいに急かしてきます。
キリオオナガ Ratchet-tailed Treepieオナガの仲間みたいですが、ケーン・クラチャンでしか見ることができない種類だとのことでした。群れで何羽かいたのですが、撮影できる場所にいたのは結局この1羽のみ。狙ってもなかなか見られない種類のようです。でもやっぱりISO51200でザラザラ画質です。残念!旅行いく前にもうちょっとカメラ使い慣れておくべきですね…。反省しかない。
そしてまたさきほどの巣のあった池の近く(さきほどシロガシラモズチメドリを見たあたり)に戻ると何やらにぎやかな鳥の声が…。ここから一気にノドグロサイホウチョウ、ホオアカコバシタイヨウチョウ、シロガシラモズチメドリ、タテジマクモカリドリ、マミジロムシクイがわらわらと出てきます。
ホオアカコバシタイヨウチョウ Ruby-Cheeked Sunbird1~3枚目が雄、4~7枚目が雌です。めちゃめちゃに動き回っていた割にきれいに撮れていてよかった!
ノドグロサイホウチョウ Dark-Necked Tailorbird
前日に続いて茂みの中から出てきてくれました!
マミジロムシクイ Yellow-Bellied Warblerとにかくホオアカコバシタイヨウチョウとノドグロサイホウチョウを撮りまくっていて、あとで見返したら撮れていたもの。撮っていたときはホオアカコバシタイヨウチョウのメスかと思ってしまいました。
シロガシラモズチメドリ White-Hooded Babbler先ほどと同様、茂みの中からなかなか出てきません。嘴基部に黒いヒゲのようなものが写っています。図鑑のイラストにもこの口ひげみたいなのが書かれていて、図鑑に載っている部分が写真でちゃんと写っているとなんだかうれしい。
タテジマクモカリドリ Streaked Spiderhunter真っ暗でなんだかわからなかったですが、画像の明るさをかなり明るくしてみたところ、さきほど見たのと同じタテジマクモカリドリのようでした。名前になっているタテジマがありませんが、幼鳥でしょうか。
これらの混群撮影時、ガイドさんはキバラサイホウチョウ(Mountain Tailorbird)もいる!言っていましたが私の写真には残っていませんでした。そもそも初海外で鳥の種類わからないまま撮っているので「〇〇がいる」と言われてもどんな姿なのかわからず、探しきれませんでした。予習不足ですが、まあしょうがない。なんとなくすらすらブログに乗せてる感じに見えるかもしれませんが、写真整理しながら図鑑やネットの写真とにらめっこして識別にも自分なりに時間かけています…。ここで時間かけたおかげで11月に弾丸シンガポール行った時の写真整理は結構スムーズでした(単に2日間しかなかったからというのもあるかも)。
アオバネコノハドリ Blue-Winged Leafbirdサイホウチョウの混群が過ぎ去って落ち着いたあたりで、今度はアオバネコノハドリ!朝一で撮れていたのとは大違いで、見やすい場所でゆっくり木の実を食べているところを観察できました!木の実で嘴がぐじゅぐじゅな感じです。ちなみに顔が黒いので雄です。
わさわさ鳥が出てようやくタイの鳥見っぽくなってきた感じです。車の近くに戻り、ガイドさんが椅子を出してくれてその辺で昼食。ビニール袋だけはたくさん持って行ってたので、それを湿った地面に敷いてカメラが濡れないようにしながらセブンイレブンで買ったパンを食べました。コンビニ食だと日本での探鳥と同じような感じです。ガイドさんがインスタントコーヒーも入れてくれました。
食べながらガイドさんがあそこに手が見えるか?的なことを聞いてきます。木の幹に腕を回すように蔓が巻き付いていて「絞め殺しの木」というのだそうです。
ムジシワコブサイチョウ Plain-Pouched Hornbillパンをかじっていると、近くの木の反対側あたりにサイチョウが留まったようです。食事中だけど一応見に行くか、と思って下から見上げる感じで撮影。ガイドさんに写真を見せるとムジシワコブサイチョウだと教えてくれました。珍しいのか、このムジシワコブサイチョウとキリオオナガは、後で車で移動するときにカメラの液晶画面をスマホで撮らせてくれと言われて撮ってもらいました。ツアーガイドの宣伝用に(?)フェイスブックか何かにアップするようでした。キリオオナガの写真は下手糞で本当にすみません…(^o^;)
アオバネコノハドリ Blue-Winged Leafbird昼食後、更に山の上に向かって移動します。途中、車を止めたので何かいるのかと見てみるとアオバネコノハドリ再び!しかも今度は雌も近くでちゃんと見ることができました!
アオバネコノハドリが好きな実だそうです。
そしてようやく山頂にたどり着きました。東屋があって景色を見渡せます。たまには風景写真でも(^o^;) 見晴らしや雰囲気は良く、ついでに下界に比べると結構涼しい。でもバナナやパンノキが自生しています。
エボシヒヨドリ Black-crested Bulbul東屋から撮影。スサーってなってるところが撮れました!アオバネコノハドリが食べていた実がここにもあって、エボシヒヨドリも好物のよう。珍しい種類の鳥ではないけどきれいに撮れたので良かった!
一応見かけたものは撮ってみましたが虫はよくわかりません(^o^;)
ハイバラメジロ Oriental White-Eyeメジロ撮影むずい…(^o^;) たぶんハイバラメジロだと思われます。胸(腹)の黄色いストライプ部分も個体差なのか結構バラつきがあるみたい(?) ハイバラメジロにもいくつか亜種が分かれるみたいですが、なかなか識別は難しそうな感じです。
ロッジの近くに木に囲まれた水場があり、ハイドに隠れて鳥を待ちます。先客バーダーもいました。何種類か見られましたが、ちゃんと晴れた日だったらもっといろいろな鳥が水浴びにやってくるみたいです。ちなみにここではヒルが長靴を登ってくる恐怖を味わいました(^o^;) 先客バーダーさんたちはサンダルだったけど大丈夫なのでしょうか…
アカハラシキチョウ White-Rumped Shama
チャムネジチメドリ Buff-Breasted Babblerあまり識別自信ないけど多分チャムネジチメドリかな。
カンムリオリーブヒヨorメジロヒヨドリ? Buff-Vented Bulbul or Grey-Eyed Bulbul?カンムリオリーブヒヨかメジロヒヨドリか。。。この写真からだとよく見えないのではっきりしない感じですが下尾筒がバフ色(buff)だとカンムリオリーブヒヨ、赤褐色(rufous)だとメジロヒヨドリのようです。ケーン・クラチャンは両種とも観察記録があるようなので余計にややこしいですね。
参考写真です。
カンムリオリーブヒヨ http://orientalbirdimages.org/search.php?Bird_ID=1700&Bird_Image_ID=150752 下尾筒バフ色っていうかほとんど「色がない」ぐらいの感じ。
メジロヒヨドリ http://orientalbirdimages.org/search.php?Bird_ID=1701&Bird_Image_ID=112965 これだと殆どカンムリオリーブヒヨと区別できないぐらいの色に見えます。
メジロヒヨドリ http://orientalbirdimages.org/search.php?Bird_ID=1701&Bird_Image_ID=79969 こちらは確かに赤っぽいような感じで明らかにメジロヒヨドリのようです。これと見比べると今回見られたのはメジロヒヨドリかも?
アカメヒタキ Rufous-Browed Flycatcher先ほど見られたのと同じ種類だと思います。こっちの方がちゃんと撮れた!ハイドだから撮れて当たり前か…
ノドジロオウギビタキ White-Throated Fantail派手に水浴びしてたけど暗すぎて全然ちゃんと撮れません…
シロハラカンムリヒヨドリ Ochraceous Bulbulここまで何度か見られているシロハラカンムリヒヨドリ。よく見ることができました。
ヒヨドリ類 Bulbul?ここまでで見られたカンムリオリーブヒヨorメジロヒヨドリか、シロハラカンムリヒヨドリか、またはその他のヒヨドリの仲間の幼鳥でしょうか。頭が黒い!勝手にズグロヒヨドリとか命名しちゃおうかな、なんて(^o^;)
マミジロムシクイ Yellow-Bellied Warblerこの水場で1枚だけ撮れていたマミジロムシクイ。
水場での鳥見を適当なところで切り上げ、先ほどの東屋のあたりで休憩しながら景色やエボシヒヨドリなんかを眺めているとこれまた激しい雨。
リスが木をほじりながらうろちょろ。鳥かと思ったらリスだったというパターンたびたび。
マミジロムシクイ Yellow-Bellied Warbler雨の中のマミジロムシクイ。今日はよくお会いしますね(^o^;)
エボシヒヨドリ Black-crested Bulbul先ほども見られましたが、さっきよりもたくさん見られた気がするエボシヒヨドリ。だんだん見飽きてきます(^o^;)
ノドジロオウギビタキ White-Throated Fantailここでもノドジロオウギビタキが見られましたが雨がすごくてうまく撮れません。
雨が弱まったら帰り方面に車を走らせながらところどころ下車して鳥見。
ムシクイ? Warbler?ムシクイ類さっぱりわかりません(^o^;)
キンバト Common Emerald Doveなぜかピントがうまく合わず…。
シロハラカンムリヒヨドリ Ochraceous Bulbulうーん、シロハラカンムリヒヨドリかな?
先日モモグロヒメハヤブサやコガネゲラが見られたポイントまで戻ってきて下車。インドブッポウソウ、モモグロヒメハヤブサ、コガネゲラ、キエリアオゲラ、オウチュウ?などが見られました。鳥は遠いことが多いですがいろいろ現れます。クロアカヒロハシが見られたのも確かこの近くでした。多分晴れてたらもっといろいろ見れたのかも。ご一緒した方が撮影中の私の様子を撮ってくれていたので記念に載せておきます(^o^;)
インドブッポウソウ Indian Rollerときどき見かけるのになかなかいい感じには撮れないインドブッポウソウさん(^^;)
モモグロヒメハヤブサ Black-Thighed Falconet同じ場所でよく見られるモモグロヒメハヤブサ。そこそこ距離があるのと本当に小さいハヤブサなのできれいに撮るのは意外と難易度高い…。
コガネゲラ Greater Flamebackこの場所、コガネゲラにもよく出会う気がします。
キエリアオゲラ Greater Yellownapeキエリアオゲラも遠かったですがこの日も見ることができました!
カザリオウチュウ? Greater Racket-Tailed Drongoちょっと不確かなショットしかありませんが3枚目に尾のカザリが写っているので多分カザリオウチュウかな。
オウチュウ? Black Drongoひどすぎる写真ですがたぶんオウチュウかな。
そんなこんなで相変わらず下手糞なのでいい感じの写真はあまり撮れませんがいろいろ見れた気がするので満足。今までが少なすぎたのかも。帰りの電線にアオショウビンを見てこの日は終了!
アオショウビン White-Throated Kingfisher
英名の由来になっている喉の白い部分が見れたので良かった!
公園入口で門番している犬猫。あんまし写真撮ってないけどタイは犬もたくさんいて道路上でよく寝ていました。
タイで最後の夕食。もはやおなじみになった野菜やエビが載ったご飯、そしてパイナップル+パイナップル入りスープ。タイ旅行はパイナップルの思い出です(^o^;) パイナップルばかりでしたが、日本で食べるより新鮮だからかおいしいので意外とたくさん食べられました!
最終日の記事は写真多いのでちょっと時間かかるかも。